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アガサ・クリスティ / そして誰もいなくなった

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ミステリー小説の名作として大変有名な作品。
名探偵コナンの青山先生もこの作品にかなり影響を受けたのでは……と伺えます(^^)

U・N・オーエンと名乗る人物からの招待状を受け取った10人の男女。
判事・秘書・軍人・宗教家・医師……など、全く異なった経歴を持つ彼等が招かれた
インディアン島の屋敷において、過去にそれぞれが犯したとされる「殺人」を謎の声に
告発され、その直後から一人また一人とインディアンの歌になぞられ殺されてゆく……。

巻末において赤川次郎先生もおっしゃっている様に、殺人事件を描いた物語でありながら
過剰な残酷描写がなく、読み終えた後も全く後味の悪さがありませんでした。作者である
クリスティの知的さや上品さが伺える作風ではと思います。

ただ、読者として難点を挙げてしまうと、原文の段階か和訳の段階か所々不自然な文章が
出てきたり、場面が切り替わる際の区切りが不十分であったり、同一人物なのに呼び名が
いきなり変わったりするなど、一瞬困惑してしまう点があります。

とは言え、物語が破綻する様な致命的な問題はなく、その点さえ気にしなければ、とても
楽しめる作品だと思います。

ふと思ったのですが、某ゲームのBGMのタイトルに出てくる「U・N・オーエン」とは
まずこの小説が元ネタになっていると見て、間違いないでしょう(笑)
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秋田禎信 / 魔術師オーフェン (富士見ファンタジア文庫)

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1994年に月刊ドラゴンマガジンより連載されたファンタジー小説。
ファンタジー好きな浅倉ではありますが、当時はもっぱらFFやドラクエなどのいわゆる
RPGでのファンタジーに夢中で、こうしたライトノベル方面はノータッチで、そもそも
知っていたのはタイトルと絵柄くらいでした(苦笑)。

同い年の某友人が当時大変熱心に読んでいたと言う事で興味を持ち、地元の本屋を回って
全巻集めて参りました……長編短編をあわせて三十冊前後になります。

舞台は当時人気だった剣と魔法のファンタジーの世界ですが、所々現代的な文明が登場し
そうした意味でか「ハイブリット・ファンタジー」と謳われ、独特な世界観があります。
小説としてのファンタジー作品はTYPE-MOONの「月姫」や「Fate/stay night」以外は
それまで読んだ事がなかったため、読んでいてとても新鮮です。

ライトノベルらしい読み易さやコミカルさを保ちつつ、ストーリーはシリアスで奥深く、
設定も細部まで作りこまれており、完成度の高い作品ではないでしょうか。

剣と魔法だけでなくドラゴンや古代遺跡などクラシックなファンタジーらしい要素の他、
アナログ画材による「生」な質感のイラストなど、ノスタルジックな雰囲気に溢れており
読んでいて、90年代当時に戻った様な懐かしい気持ちになります♪(^^)

リアルタイムで触れる事なく素通りしてきてしまった「楽しさ」に、十年以上も時を経た
今からでも浸っていきたいと思う次第であります♪(^▽^)/
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