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眠れない夜の買い物。

明け方の午前4時。
寝付こうにもどうにも寝付けない……仮に寝付けたとしても、今からではいつもの7時に
起きる事は厳しいだろう……なら、いっその事このまま起きていようと開き直った。

寝ている両親を起こさぬ様、静かに玄関を出て鍵を掛ける。

コンビニへ行く事にした……煙草とコーヒーを買うために。
どうしても寝付けず諦めた時は、それで眠気を抑えつつ仕事を向かうのが毎度の事。
とは言え、辛うじて眠気は抑えられても睡眠が足りていない言うのはどうにも辛い。
職場に着いて仕事を始めるとやはり眠気が襲ってくるのだが、煙草とコーヒーの興奮と
それが同時にのしかかってくる感覚が、何とも気持ち悪い。

道へ出ようとすると、左の方から不思議な声がした。

何かと思い、暗い玄関前から動かず様子をうかがうと、外国人らしき男が自転車に乗って
何か独り言を言いながら、左から右へサァッと走り去っていった……どこの国の言葉かは
分からないが、何となく響きが南米方面の物に思えた。少し不気味だったので、自転車が
走り去ってから少し経って道に出たが、右に何十メートルか行った辺りにはまだ自転車の
影が見え、まだ何か言っている声が聞こえる。

道を渡り、近所のコンビニへ歩く。

住宅街の中にあり、歩いて大体5分ほどの所にあるのでとても使いやすい。
最近建った向かいの家はこんな時間にも一階が明るく、ひょっとしたら明かりを消さずに
寝てしまっているのかもしれないが。

ほどなくして、コンビニに着いた。

店内に入ると他に客はおらず、店員2人が商品を陳列に並べている所だった。
入って左の雑誌コーナーへ……特に興味を惹く雑誌はなく、人気の海賊漫画の新刊らしい
単行本が一瞬目に留まった程度だった……この漫画は一体、何巻まで続くんだろう。

飲み物のコーナーで<朝専用>の缶コーヒー。
店員が品出しに追われて無人なレジの前に立って、どの煙草を買うか品定め。
銘柄は<必ずコレ!>と決めている物はない……気分よってコロコロ変わる。
そういう奴は浮気性だと誰かが言っていたが、生憎恋愛の機会が自分はない。

「お願いします」

レジから手前の所にいるおばさんの店員に声を掛ける。
愛想良く<いらっしゃいませ>とも言わず、おばさんがレジに入る。
149番の煙草を下さいと言い、おばさんは速やかにそれを陳列から持ってくる。

銘柄は決めていないが、買うのは大体メンソール。
年齢確認のタッチパネルを押し、コーヒーと煙草で560円也。

「このままでよろしいですか?」
「あ、はい」

テープを貼ってもらい、そのまま持って店を出る。
外はまだ暗い……そして、車も人もまるで通らない帰り道。
歩きながら思う事は<あーあ、また買っちまった>である。
煙草は金も掛かるし、欲求に負けて吸った所でただ気持ち悪くなるだけ。
中毒と言う惰性である……とは言え、眠気を抑えるにはコーヒーだけでは物足りない。

帰り道では何とも出くわさず、すんなり家の玄関に着いた。
買ってきた煙草とコーヒーを開け、夜明けの一服。
どちらも刺激の強い物だけあり、後から来るダルさや胃もたれがこれまた辛い。
しかし、通勤や仕事で居眠りなどぶっこくわけにもいかない……何とも悪循環。

そうして、2本吸い終わると静かに玄関の鍵を開け、自室に戻った。

布団は家を出た時のままだが、今更寝直す事もできないのは言わずもがな。
さて、何しよう……趣味でやっているカードゲームのデッキをケースから一つ取り出す。
今度仲間と対戦する時のシミュレーションをして見た……こうしたシミュレーションでは
上手くいく気がするも、仲間も相当な手練ればかりなので、実戦では大体いつも負ける。

ふと、思った。

今コンビニに行ってきた事を題材に、ちょっとした短いホラー小説でも書くか。
ちょうど前の晩にホラー小説を読んでいた事からの思いつき。
ホラーとは言ってもそうした物はやや控えめで、主人公達が妖怪や神の行き交う不思議な
世界を冒険してゆく、むしろファンタジーに近い作品で、想像力をとても刺激された。

そうして、パソコンを立ち上げる。
文書作成ソフトは使わず、ブログに直接書き込む事にした。
タイトルは分かりやすく<眠れない夜の買い物>で……この小説である。



























しかし、どこもホラーではなかった。

そもそも小説ですらない。
ただ単に<眠れないからこんな事してたよ☆>という、いわばエッセイであった。
書き始め、気付けばすっかり外は明るくなり、時間も6時半近く……うん、いい時間だ。

と言うわけで、浅倉の不眠な一日の始まりです!
クソ辛いけど行ってくるぜ、イエイッ!(^▽^/
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