FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

H・P・ラブクラフト / ラブクラフト全集1

52301.jpg

菊地秀行氏やスティーヴン・キングに多大な影響を与えたとされる、戦前のアメリカで
活躍したホラー作家の作品をまとめた物です。

個人的には菊地秀行氏のルーツと言う事で興味を持った事がきっかけですが、少し前に
放送された某アニメの影響から購入される方も多数いらしたそうです(笑)

代表作「インスマウスの影」や「壁のなかの鼠」「死体安置所にて」「闇に囁くもの」の
4作を収録しており、全7巻が刊行されています。

読み終えた感想として、この作者の描く「ホラー」と言うのは姿形がハッキリと描かれた
「直接的なホラー」ではなく、あくまで全貌を明かさず「想像させるホラー」です。

奇妙な生物や事件の噂やその痕跡を描き、それが陰で蠢いている様子を描くという手法。
明かされてしまえばそれっきりなホラーではなく「謎」を残す事で永久的な不気味さを
創り出すと言った物で、菊地秀行氏の作品にもこうした影響が顕著ではと思います。

難点を言えば……これは万人の読者が思う事と思いますが、文章が非常に回りくどい。
状況を細かく説明しようとする意図は理解できるのですが、一つの文章の中に説明が多く
詰め込まれすぎていて、理解が追いつかない部分が多々あり、文法的にも怪しい(?)と
思ってしまう箇所があった様に思えます。

とは言え、そうした難点さえスルーできればとても楽しめる作品です。
ホラー好きな方や、想像力豊かと自負する方は是非、お手に取ってみて下さい。
浅倉も先日、ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」と一緒に第二巻を買いました。
スポンサーサイト
Comment
Form
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。